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2006年11月12日 (日)

戯曲「噂の現場」(1)

役人A:こんばんは。お話に来ました。

地主A:うるせえ。土地は売らん。帰れ。

役人A:そうおっしゃらずに話を聞いてください。

地主A:なんで俺の土地を公園にするんだ。隣に学校があんじゃねぇか。そこの一部を使えば良いだろう。

役人A:前にも申し上げた通り、都市計画決定がございまして、お宅様の土地が公園予定地になっているので。

地主A:そもそも、公園計画は撤回したんじゃなかったんか。前の担当者はそう説明していたぞ。

役人A:撤回ではなくて、予算の関係で凍結していただけでして、計画自体は昔から生きているんですが・・・

地主A:つべこべ言うな。行政の継続性はどうなってんだ。とにかく帰れ。

役人A:(独言)全くああ言えばこう言うだなぁ。だいたい学校の土地を使えなんて簡単に言うけど、教育委員会との調整がいかに面倒くさいか知らないんだろう。民地を買収するのは札ビラ切るだけだから、こっちの方がよっぽど楽なんだ。地主にしたって、値段吊り上げるためにゴネてるだけだろう。それにしても、前の人は無責任なことを言ったようだなぁ。

(コーラス)俺は関係ない~ 俺に責任ない~ 行政の継続性? そんなこと知るかぁ~ 面倒なこと嫌い~ その場凌ぎで良い~ やれることだけやり~ 異動したらおさらば~ 

(続く)

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