島根・山口の旅(6)まとめ
島根も山口も道路はものすごく整備されていた。「道路整備」なんて声には耳を貸す必要がないと痛感。
一方で、観光バスでおざなりに回る人たちならともかく、自分の足で見て回りたい人たちのための公共交通のインフラが貧弱に感じた。高齢化も進んでいるだろうし、工事なんかするよりは、もっと公共交通の整備にお金を使ったほうが良いと思う。
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島根も山口も道路はものすごく整備されていた。「道路整備」なんて声には耳を貸す必要がないと痛感。
一方で、観光バスでおざなりに回る人たちならともかく、自分の足で見て回りたい人たちのための公共交通のインフラが貧弱に感じた。高齢化も進んでいるだろうし、工事なんかするよりは、もっと公共交通の整備にお金を使ったほうが良いと思う。
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泊まった湯田温泉から路線バスで東萩へ。バス代は1800円弱かかるが、車内で山口県内共通バスカードを購入すれば、5000円で5750円分使えてお得。(こうした情報が、観光ガイドにはほとんど書かれていない)
東萩の駅でレンタサイクルを借り、萩焼の体験工房へ。ここは、2000円(+送料)で一人2品まで手回しろくろの体験が出来、おすすめ。
松蔭神社では、松下村塾が保存されており、
旧市内に行くと明倫館の跡地が現在でも小学校として使用されている。
木造の趣のある校舎だ。
萩城址では、各所でお茶会が開催されていた。その中の小堀遠州流席が、指月・花江茶亭で行われていたので無作法を承知で乱入した。会場も茶室もなかなかの風情。
内容は、以下の通り。蓋置がとても面白かった。この600円は大変お得。
床:吉広公筆
花入:仁清焼
香合:堆朱
風炉釜:唐銅切合・琉球風炉(福島宗秀作)
棚:糸巻
水指:京都(二代清水六兵衛作)
茶碗:萩・井戸脇(十代坂高麗左衛門作)
替:萩(十二代田原陶兵衛作)
茶器:飛騨「春月」(大綱和尚筆)
茶杓:小堀宗忠作「青柳」
建水:家元好・塗曲
蓋置:丹波・筍(杉原祥公作)
お茶:和光
菓子:花菖蒲
器:萩・手附鉢(坂美樹女作)
萩は、今回の旅の中でほぼ唯一満足した街。しかし、ここも道路はすばらしく立派で、特定財源による整備は不要と痛感。
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益田からの路線バスで津和野へ。途中の道は大変整備されていて、医光寺→鴎外旧居前までは1時間少々。値段は1040円だったが、バスの車内でカードを購入し1000円で済んだ。ちなみに、医光寺発は1日5本(6:35、10:35、12:45、15:10、16:50)出ている。

森鴎外の旧居というのは、当時のまま残されているようだが、結局上京してからは本人はここに戻ることはなかったようだ。ただ、本人の気持ちとしては、ここで最後を過ごしたいという気持ちはあった趣旨が記念館のあちこちに書かれていた。
昼は蕗の茶屋でつわぶきご飯と地元の名物うずめ飯を食べる。
その後乙女峠に行く、ここは長崎のキリシタンが明治初年に殉教したところで、教会と殉教者の石像などが立っている。
明治政府の時代にキリスト教弾圧がなされたというのも驚きだ。
![]()
津和野駅から列車で山口に向かう。
乗り込んだディーゼル車は一両編成だった。
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朝7時半に羽田を出発して、9時には石見空港に到着。トイレに入って、ほとんど和式なのにびっくり。他の空港を見たことがない人が意思決定を行うとこういうことになるんだろう。それで「世界への架け橋」なんて言っていたとしたら大笑い。それとも、「日本便化」の紹介なんだろうか。
空港ではタクシーがおらず、電話で呼び出しが必要だった。地元の人は車を置いて出かけるようで、駐車場は車が多かった。呼び出しするのも馬鹿らしいので路線バスで益田の駅に向かう。益田のお目当ては、医光寺、萬福寺の雪舟庭園。しかし、空港バスが駅に着くと医光寺行きのバスがさっさと発車してしまい、接続していない。観光案内所で街のガイドマップをもらうが、ただ地形がかいてあるだけで、どの位の距離があるのかよくわからない。次から次へと観光客の気持ちを逆撫でする街だ。
益田駅ではタクシーが暇そうに行列。このうち何台かが空港に行っていれば商売になるのにと呆れる。バスが行ってしまったので、タクシーで萬福寺に向かう。
雪舟庭園は庭の構図がいい上に、良く手入れがされていて、一見の価値はある。
その後徒歩で医光寺に向かう。医光寺の方が観光資源としては有名なようだが、庭は萬福寺に比べて手入れが行き届いていない感じ。
医光寺の隣に「雪舟窯」という窯元があったが、雪舟鼠の手頃な品があれば良い土産物になったのにという気がした。
益田の観光振興をしたければ、石見空港から雪舟庭園までの公共交通の動線をきちんと整備して、不便なく回れるようにするのが一番だろう。ちなみに、道は道路特定財源でこれ以上整備する余地がないほど整備されていた。
医光寺から、津和野行きの直通バスが出ており、それに乗って津和野に向かう。(続く)
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